米テキサス州からショッキングなニュースが飛び込んできた。我が子を人身売買した母親が逮捕・起訴され、同州ニュエセス郡刑務所が女のマグショットを公開している。『KRISTV.com』『Metro』などが伝えた。

6月29日午前6時頃、テキサス州コーパスクリスティで薬物違反に関する逮捕令状を持ってある家を訪れた特別捜査官らは、そこに7歳男児を発見した。捜査官らは男児に名前を聞いた後、親が誰かを尋ねると「ここには親はいない」と答えたという。そこで捜査官らは男児の母親エスメラルダ・ガルザ(29歳)の居場所を突き止め、人身売買容疑で逮捕した。

ガルザは7歳になる息子を男2人に売り渡しており、続いて父親の違う2歳と3歳の娘2人も人身売買をする予定であったことを供述した。男児をいくらで売ったのか、なぜ人身売買をしたのかは現時点では明らかにされていない。

事件を知った男児のおじにあたるトニー・ゲレーロさんは「普通、7歳の子供を売ろうと考えますか!? 我が子を売った母親だけでなく、子供を買った人もいるんですよ。こんな話、映画でしか見たことありません」と驚きを露わにした。現在、男児は児童保護サービスに引き取られており、家族は男児が安全であることを確認している。祖母のサンドラさんも「孫が戻ってきたら家族でしっかりと世話をし、抱え込んだ苦悩を少しでも和らげてやりたい。他の子供誰一人としてこのような目に遭ってほしくない」と話した。

捜査官らは、同時に違法薬物所持の疑いで別の男と女も逮捕しており、薬物を押収したことが伝えられている。この男女は別件で起訴される予定という。ガルザについては児童人身売買の第3級重罪で逮捕・起訴され、男女とともに同州ニュエセス郡の刑務所に拘留中とのことだ。なお、ガルザには10万ドル(約1,100万円)の保釈金が設定されているが、今も捜査は続行中である。

人身売買は世界各地で絶えることなく行われており、多くの子供や女性が犠牲になっている。昨年には、米移民税関捜査局が2016年に2,000人の人身売買に関わった人物の逮捕と400人の犠牲者の身分を特定したことを明かしているが、捜査官だけでなく国際的な人身売買を阻止するために、特別な訓練を受けた航空会社の客室乗務員も日々協力しているという。昨年2月には、アラスカ航空機のCAが搭乗していた10代少女を人身売買される寸前に救ったというニュースが伝えられた。

画像は『Metro 2018年7月4日付「Mother ‘sold her seven year-old son to two men’」(Picture: Nueces County Jail)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

これが鬼の顔だ


>息子を男2人に売り渡しており 人身売買って不妊症に悩む夫婦とか関係なくってアッー!


航空会社の客室乗務員に訓練受けさせて協力って、えらい事になってんなあ


うっわ、超ブサイク


人身売買大国日本は他人事ではないです(笑。


なるほど、確かに親はいないなw


アメリカは子供を誘拐→人身売買は普通に起きてて奪還専門業者もいるくらいだが、親が売るのは酷い話だな


まだこんな明治時代のようなことしてるアメリカって実は中国と同じ「自称」先進国なの?


>男児のおじにあたるトニー・ゲレーロさんは「普通、7歳の子供を売ろうと考えますか!? 我が子を売った母親だけでなく、子供を買った人もいるんですよ。こんな話、映画でしか見たことありません」と驚きを露わにした。 もうほんとこの叔父さんのコメントに尽きるわ。


父親は何してんだよ…

情はないんか.?