平成の軍歌?ファンからは絶賛も…RADWIMPSの"愛国的"な新曲が物議
アニメ映画『君の名は。』の主題歌『前前前世』が大ヒット、紅白歌合戦にも出場した人気バンド・RADWIMPSの新曲が物議を醸している。問題になっているのは、今週リリースされた新曲『カタルシスト』に収録されている『HINOMARU』で、歌詞には
「胸に手をあて見上げれば 高鳴る血潮、誇り高く
この身に流れゆくは 気高きこの御国の御霊
さぁいざゆかん 日出づる国の 御名の下に」(1番)
「ひと時とて忘れやしない 帰るべきあなたのことを
たとえこの身が滅ぶとて 幾々千代に さぁ咲き誇れ」(2番)
といったフレーズが並んでいることから、「軍歌かと思った」「J-POPの君が代みたい」「愛国心がくすぐられる」といった感想が続出しているのだ。
曲の制作意図について、ボーカル野田洋次郎さんは自身のInstagramで
「日本に生まれた人間としていつかちゃんと歌にしたいと思っていました。僕はだからこそ純粋に何の思想的な意味も、右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました。自分が生まれた国をちゃんと好きでいたいと思っています。まっすぐに皆さんに届きますように。」
と語っており、ファンたちも
「沢山の先祖が守り続けてくれたこの国もっともっと大切にしたいー」「私の好きな野田洋次郎が好きな日本だから、私の日本が大好きになった!」「よーじろーのその想い届いてるよ!グイグイ来てるよ!よーじろーが歌にしてくれるから気付くことが出来る!」
などのコメントを書き込んでいる。J-POPのアーティストが愛国心を感じさせる曲を発表し話題を呼んだことは過去にもあり、椎名林檎さんの『NIPPON』(2014年)、ゆずの『ガイコクジンノトモダチ』(今年4月)などが記憶に新しい。
旧日本海軍のメニューを再現した料理を提供している軍艦居酒屋NAGATO(横浜市)のオーナー・永島達矢さんは取材に対し「うちのBGMで流している曲のような言葉がちりばめられていて、"平成の軍歌"といっても過言ではない。サッカーのワールドカップなどを通して、若い人の間でこうした歌詞への敷居も下がってきているのではないか。世界的にも大国主義化している中、こういう歌詞に触れるのは右とか左とか関係なく、良いことなのではないか」とコメントしていた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)
▶放送済み『AbemaPrime』の映像は期間限定で無料視聴が可能。
(出典 news.nicovideo.jp)
On your side... 外国なら国を愛する歌を歌うのは至極当たり前のことなのに、日本ではそんな当たり前のことにすらいちゃもんつける連中がいる。そりゃ、戦時中のプロパガンダみたいな歌なら別だけど、これは全然そうじゃないだろ? |
100% PURE POISON 馬鹿はすぐ「日本人じゃないから」を言うが、安易で自己陶酔的な賛美を慎むのが「日本人の美徳」なんじゃないの? いくらでもツッコミどころがあるこの歌詞は、ギャグならともかくマジならキモい。 |
にわか乙〜26人目のにわか〜 自分の国を愛することは何も悪いことじゃない。戦時中の軍人(の一部)は確かに暴走してたけど、今の若い人らにとっちゃ昔々のお話で、既に「歴史」だよ。負の感情を背負わせるべきじゃない。 若い人には自分の国を好きになって、周りの国にも、自分の国の魅力を伝えられる人になってほしい。あっ…自分の国を嫌う人たちとは、無理に付き合う必要はないです(´・ω・`) |
kagami_seijin 普通に抽象的な歌詞や物語性にメッセージを絡めた歌詞も書く人だから、ここではストレートな言葉で言い切りたかったんだろうな。世界がハッキリと割り切れないものであるなかで、アーティストが日々感覚するものを思うと興味深い。 |
尊師 もっとも、大抵のミュージシャンは別にガチの活動家とか軍人とかではないので、あまり大仰なフレーズだと浮くと思う。以前マスコミが勝手に騒いでたゆずの曲なんかは自身を基準にする作詞という意味で立ち位置を弁えていたように思うけど、この曲の歌詞は狙いすぎてる感じがあるなぁ。 |
尊師 商業的な視点で売れる売れない(念のため言うけど、可能不可能ではなく売り上げの大小という意味ね)の意見は述べても全然いいと思うし、その点においてこの曲は「売れない」と俺は思う。ただそれでも出したいと思うのはもちろんアーティストの自由。俺はマスコミと違ってそこに文句をつける気はない。 |
尊師 是非とも、愛国的だからとかファンだからとかいう器から入るんじゃなくて、「自分にしっくり来るかどうか」で自分の好きな曲を選んで欲しいと俺は思った。少なくとも俺にとってこの「愛国的表現」はどうもしっくりこなかったよ。でも他のファンの心を掴めたなら、それでいいんじゃないかな。 |
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